ARGX-118

ARGX-118は、シャルコー・ライデン結晶(CLC)のタンパク質であるガレクチン10に対し高度な機能をもつ抗体です。CLCは、気道炎症や持続性の粘液栓の主原因として関与しています。

ケーススタディ

ARGX-118は、気道炎症の新規標的を初めて同定したBart Lambrecht教授(M.D., Ph.D.)との協力で作製されました。

このケーススタディについて詳しくは、以下のリンクよりご参照ください。

企図する作用機序

ARGX-118は、結晶のパッキングに不可欠なガレクチン10のエピトープに結合し、ガレクチン10の結晶化を防ぐだけでなく、急速にシャルコー・ライデン結晶(CLC)を可溶化します。

CLCは、好酸球性呼吸器疾患の患者さんの粘液で高頻度に観察され、2型免疫反応と粘液栓を促進します。アルジェニクスは、ARGX-118の噴霧によって粘液の粘弾性が改善することを期待しています。